OPENSENSE

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Dr.バリー・カーズィン / Dr. Barry Kerzin M.D.

対人援助者向けワークショップ
Workshop for caregivers

どなたでもご参加いただけますが、医療関係者、カウンセラー、ボディ・ワーカーなど、対人援助のお仕事をされている方に特にお勧めです。
私たちが助けを必要としている人たちに向き合うときに、対等な人間同士として、相手にも、自分自身にも敬意を払い、思いやりの心をもって接することのできる方法を探求していきましょう。
通訳がつきます

<研修費に関して>
チベット仏教の伝統で大切にされていることに、 「心の教え(ダルマ)を伝える時に報酬をいただかない。」 というものがあります。オープンセンスで主催する研修会でも、 このチベットの伝統に従い、医師であり仏教僧侶でもあるバリー博士自身は、 一切講演料などを受け取っていません。 参加費はすべてバリー博士の渡航費用および、日本での滞在 経費、または寄附などに充てさせて頂いております。 少人数でじっくり学ぶタイプの研修が多いため、 現在の研修費を設定させて頂いております。 その点をご了承のうえご参加いただけたら幸いです。


Anybody can participate. The programs are designed especially for caregivers, such as doctors, nurses, counselors, body-workers, and "other health/wholistic health practitioners.

日時 NEW!!
2009年7月5日(日)①10:30~12:00,②13:00~14:30
1コマずつのご参加も可能ですが、原則として2コマ通しでのご参加をお勧めいたします。

1コマずつご参加の場合は、お申込みフォームのご意見欄にご希望のコマの番号をご記載ください。
参加費
3500円
1コマ3,500円(事前振込み) 4,000円(当日払い)
3,500JPY / each day (transfer in advance)
4,000JPY / each da
場所 リバース2階ホール 東京都中央区東日本橋1-4-9-2F
Place : 1-4-9 Higashi-Nihombashi, Chu-o-ku, Tokyo 103-0004 / Rebirth hall 2F
最寄り駅 都営新宿線・浜町駅
http://www.opensense.jp/studio/rebirth/access.html

--- 内容詳細 ---

バリー・カーズィン博士プロフィール
チベット仏教の僧侶、教師、また医師として活動中。カリフォルニア州立大学パークレイ校にて哲学の学士取得後、南カリフォルニア大学にて医学を学び、ワシントン大学の医学部助教授となる。インドのブッダガヤにて、ダライ・ラマ法王から比丘(ビクシュ、僧侶)の戒を受ける。  幼少期、命を脅かす病気にかかったことがきっかけで医師になり、さらに親や妻という身近な人の死を続けて体験したことから、仏教の道に入る。
 北インド、チベット亡命政府のあるダラムサラという地に18年間暮らし、高血圧の治療に効果のあるチベット伝統医学の研究、教育方法の実践を行う。またその間、2ヵ月から3年に渡る瞑想の修行を行う。ダライ・ラマ14世の推薦もあり、仏教の修行を続けながら人々の治療にあたる。アメリカ家庭医学理事長を過去に5度再任、また、またアメリカ家庭医学会の研究者でもある。  アメリカ、インドにて仏教についての講話をしたり、大乗仏教の中観派哲学について著書も記している。
 19年間勉学と瞑想修行に励んだ後、ダライラマ14世の元で比丘に認定され、三人の有名なチベットの高僧たちの死後まで治療に当たる。三人の僧たちは死の床に就く数週間、「燈明な光の中」にあるというチベット仏教では最も高次の精神状態にあり、死んでからなおも死体は腐ることなく体温が温かい状態で維持されていた。
 ここ数年は、ウィスコンシン大学医学部のリチャード・デイビッドソン、アントイン・ルッツ、またプリンストン大学のジョナサン・コーヘン、ブレント・フィールドと共に、神経科学の研究にあたっている。

Barry Kerzin is a Tibetan Buddhist monk, practitioner, teacher, and medical doctor. BARRY completed his B.A. at the University of California at Berkeley majoring in philosophy. He received his medical training at the University of Southern California. Later, Barry became an Assistant Professor of Medicine at the University of Washington. He was ordained as a Bikkshu by His Holiness the Dalai Lama in Bodh Gaya. Illness and death were powerful influences early in his life. His own childhood life-threatening illness led him to become a doctor. The death of his mother and his wife early in life led him to become a monk. Dharamsala has been home for the last 20 years. Initially, he taught research methodology and conducted research into the efficacy of Tibetan medicine for treating high blood pressure. For the last several years he has been privileged to participate in neuroscience meditation research with Richard Davidson and Antoine Lutz at the University of Wisconsin in Madison, and with Jonathan Cohen and Brent Field at Princeton University.

以下は医師でもあるバリー博士から医療に携わる方へのメッセージです

日本の医師および医療関係者の皆様、また健康に関わるお仕事をされている皆様へ

 バリー・カーズィンM.D.

 最近の医学に関することで話題に上がることのひとつに、私たち医師、および医療に携わる専門家として、自分が向き合っている人が、病気で、弱くて、気分も落ち込みやすい患者だということを忘れ、何かとビジネス志向に陥りがちだということです。 日々の忙しい仕事の中で、私たちは患者の方たちに配慮したり尊重したりすることを忘れてしまうことが多々あります。その結果、実は私たちも患者たちも苦しむことになるのです。つまり、患者の側はしっかりと治癒するという信頼を育てることができず、かつ前向きになることもできず、一方私たち医師や医療関係者というケアするはずの側が、疲労感やストレスを感じ、防御的になることさえあります。すると専門技術を用いて他人に奉仕するという満足感でさえ、しばしば満たされないままになります。そして時には、私たち専門家のほうがバーンアウト(燃え尽き症候群)に陥ってしまうのです。これは特に、患者の病気が慢性的で改善が見られない場合によく見られます。おそらくこれは、腫瘍学や老人医学の場面に最も劇的に現れるでしょう。

 私たちはどうしたら、自分たちの職業からより多くの満足感や意義を得るために、日々の医療における体験を捉えなおすことができるでしょうか。アメリカのワシントン大学 の教授だった頃、私はこういったスキルを研修医たちに教えていました。その後私は仏教僧になりました。コンパッション(慈悲心)についての修行から、私は今では、患者やその家族に対する新しいホリスティックなアプローチを取り入れるようになりました。このアプローチは個人対個人としての関係性を大切にし、他者を同等に尊重するものです。もちろん、経験と医学的な知識については、私たちは患者と同じ立場ではありません。しかし、希望や恐れといった、同じような感情を持つ人間として、私たちは患者となんら違いはありません。お互いに対する敬意を育てることで、私たちは相互信頼と思いやりを育んでいくのです。患者の気分が良くなり、回復するだけでなく、私たち医師のほうも気分よく家に帰れるのです。そうすると夜遅くに大食いしたり、お酒を飲んだりする必要もなくなります。家庭生活もよくなり、私たち自身も実際により幸せになり、医師や医療従事者であることも楽しめるようになるでしょう。

 このコンパッションについてのワークショップは、患者に対してよりホリスティックなアプローチを発達させ、より敬意を払えるようになるためのテクニックを探求するのと同時に、私たち自身に対してもさらに敬意を払えるような探求をしていきます。私は仏教僧であるのと同時に医師でもありますが、このワークは仏教徒のためだけのものではありません。私たちは自分たちの手段として、コンパッションを養うという、より人間的なアプローチを応用しているのです。


(注:ワシントン大学(University of Washington)は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル市にある州立総合大学・研究機関。創立は1861年11月4日。アメリカ西海岸最古の州立大学で、北西部最大の規模を誇る。全米でも広く知られている著名校で、ミシガン大学、カリフォルニア大学バークレー校、ウィリアム・アンド・メアリー大学、バージニア大学などの州立大学トップ校で形成される名門校グループ「パブリック・アイビー」の一つに数えられる。 )  

 

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