OPENSENSE

ワークショップ一覧の表示方法を選択してください

Dr.バリー・カーズィン / Dr. Barry Kerzin M.D.

瞑想リトリート「自分と他者へのやさしさのパワー」
 ~ 日常生活で瞑想を実践するために~


今回は 長野県飯綱高原にて、本格的な瞑想リトリートを行います。
今回のテーマは、「日常生活で瞑想を実践するために」です。
Dr.バリーは
「日本の方々と仏教の本質的なエネルギーの流れを分かち合う時期だと感じる。瞑想リトリートでより深い学びの場をつくりたい。」
と直感で感じられて 熱い想いを伝えてこられました。
仏教の教えのエネルギーの流れが時を超えて伝わってくる。
本当の自分自身と出会いの機会、瞑想の達人の波動、
バイブレーションを垣間見るまたとない機会です。
自分の奥深くにある微細なバイブレーションを垣間見るチャンスです。
チベットでは、修行を積んだ高僧と一緒に瞑想したり、お話を聴くことは非常に貴重なチャンスだといわれています。この機会に体験してみませんか?


瞑想とは、マインドを良く訓練するということです。
これは、私たちのマインドに規律をもたらす、ということを意味します。
通常、私たちのマインドは、好き勝手なことをしています。そして私たちは自分自身のマインドが悪さをしたあと、その状況に反応していることになります。瞑 想は、そうした野生のゾウのようなマインドをきちんと手なづける助けとなるのです。

またマインドは、一瞬たりともじっとしていることなく、あちこちサルのように飛び回っています。
したがって瞑想とは、この制御のきかない野生のサルのようなマインドを手なづけ助けとなるものです。その結果、より焦点の定まった、より落ち着きのあるマ インド、そしてより心の内なる平和を私たちは手に入れることができるのです。


瞑想には、二種類あります。

ひとつ目は、シャマタ(止)の瞑想と呼ばれる、心を一点に集中させる瞑想です。
これは、ひとつの対象に焦点を定める瞑想で、たいていの場合それは自分の内側を対象とします。
その中でももっとも多く使われる内側の対象の一つが、呼吸です。
マインドを使って呼吸を観て、鼻孔の開いているところの呼吸の動きを意識します。
もうひとつ、シャマタの瞑想、心を一点に集中させる瞑想の対象として、もっともよく使われる内側の対象はブッダのイメージです。
たいてい、私たちの目の高さあたり、腕の長さほど先のところに、親指ほどの大きさのブッダの像をイメージします。
密教の実践で観想するブッダは、さまざまな形があります。密教の実践では、通常私たちは自分自身が空に溶けて行くと想像します。
その空、そしてまだその理解と溶け合っている状態から、私たちは本尊として生起します。本尊というのはブッダの密教での形態です。

二つ目は、分析的瞑想と呼ばれるものです。分析的瞑想の間、瞑想する対象として選ぶことができるテーマは数多くあります。
もっとも頻繁に使われるテーマは、無常、無我、空、カルマ(業)、輪廻の苦しみの本質、忍耐、愛、慈悲などです。分析したあと、ある程度の理解と感覚を得 て、それから一つ目のシャマタの瞑想を使って、そのマインドをその認識に集中させます。そして私たちがその理解や感覚を失ってしまったときには、再び、分 析する瞑想に戻ります。

そのようにして、私たちはこの二つの瞑想を交互に行っていき、両方の瞑想を実践することができるのです。



宿泊せずに参加することも可能ですが、宿泊で行うほうがよりパワフルな体験になります。できる限り、集中できる環境でご参加ください。


通訳がつきます


お申し込みの締め切りは4月23日(金)となります。(もしくは定員に達した場合です。)


2009年バリー博士講演会より


瞑想の長年訓練をしてきた人 が、 瞑想しているときと瞑想していないときを比べると、かなり驚くようなことが起っているのがわかりました。瞑想経験者が瞑想中には、前頭葉全体に大きな影響 が起きてい て、瞑想していないときにはそれが起きていない事がわかりました。
脳波計を使った研究で、瞑想を経験している人はγ(ガンマ)波が一分という長い時間続くという結果が出ました。私自身も実験の被験者になりましたが、瞑想をずっと実践している方の場合、さらにγ波がかなり強く出ることが分かりました。γ波とはすごく幅が大きいの です。そして見る、聞くなとの知覚や意識、考えることなどにも関係あります。
脳外科医が非常に驚いたのです。どういう意味かはまだよく わかっていません。しかしγ波は 脳神経学者に言わせると、交響曲のようなものだろうということ です。最近になって脳のあらゆる部位が対話している、しかも脳の中の近いところだけでなく、遠いところが互いに対話しているのではないかという事が解って きています。
瞑想という状態では、脳の中で非常に調 和が取れている状態なのだろうという事が最近になって言われてきているのです。


<研修費に関して>
チベット仏教の伝統で大切にされていることに、「心の教え(ダルマ)を伝える時に報酬をいただかない。」というものがあります。オープンセンスで主催する研修会でも、このチベットの伝統に従い、医師であり仏教僧侶でもあるバリー博士自身は、一切講演料などを受け取っていません。参加費は、講師の渡航費、日本滞在中の諸経費、教育活動費、テキスト、教材費用に充てさせていただきます。
少人数でじっくり学ぶタイプの研修が多いため、現在の研修費を設定させて頂いております。その点をご了承のうえご参加いただけたら幸いです。












日時 2010年05月01日12:30集合13:00開始(土)~05月03日(月・祝)16:00解散
申し込み締め切り4月23日(金)
参加費
33000円
33000円
宿泊費 別途
(1泊3食分8000円~9000円×2泊分は各自現地にてお支払いください。)
場所 長野県飯綱高原 オアシス
http://www.biwa.co.jp/eventtour.html
申し込み締め切り4月23日(金)

--- 内容詳細 ---

バリー・カーズィン博士プロフィール
チベット仏教の僧侶、教師、また医師として活動中。カリフォルニア州立大学パークレイ校にて哲学の学士取得後、南カリフォルニア大学にて医学を学び、ワシントン大学の医学部助教授となる。インドのブッダガヤにて、ダライ・ラマ法王から比丘(ビクシュ、僧侶)の戒を受ける。  幼少期、命を脅かす病気にかかったことがきっかけで医師になり、さらに親や妻という身近な人の死を続けて体験したことから、仏教の道に入る。
 北インド、チベット亡命政府のあるダラムサラという地に18年間暮らし、高血圧の治療に効果のあるチベット伝統医学の研究、教育方法の実践を行う。またその間、2ヵ月から3年に渡る瞑想の修行を行う。ダライ・ラマ14世の推薦もあり、仏教の修行を続けながら人々の治療にあたる。アメリカ家庭医学理事長を過去に5度再任、また、またアメリカ家庭医学会の研究者でもある。  アメリカ、インドにて仏教についての講話をしたり、大乗仏教の中観派哲学について著書も記している。
 19年間勉学と瞑想修行に励んだ後、ダライラマ14世の元で比丘に認定され、三人の有名なチベットの高僧たちの死後まで治療に当たる。三人の僧たちは死の床に就く数週間、「燈明な光の中」にあるというチベット仏教では最も高次の精神状態にあり、死んでからなおも死体は腐ることなく体温が温かい状態で維持されていた。
 ここ数年は、ウィスコンシン大学医学部のリチャード・デイビッドソン、アントイン・ルッツ、またプリンストン大学のジョナサン・コーヘン、ブレント・フィールドと共に、神経科学の研究にあたっている。

Barry Kerzin is a Tibetan Buddhist monk, practitioner, teacher, and medical doctor. BARRY completed his B.A. at the University of California at Berkeley majoring in philosophy. He received his medical training at the University of Southern California. Later, Barry became an Assistant Professor of Medicine at the University of Washington. He was ordained as a Bikkshu by His Holiness the Dalai Lama in Bodh Gaya. Illness and death were powerful influences early in his life. His own childhood life-threatening illness led him to become a doctor. The death of his mother and his wife early in life led him to become a monk. Dharamsala has been home for the last 20 years. Initially, he taught research methodology and conducted research into the efficacy of Tibetan medicine for treating high blood pressure. For the last several years he has been privileged to participate in neuroscience meditation research with Richard Davidson and Antoine Lutz at the University of Wisconsin in Madison, and with Jonathan Cohen and Brent Field at Princeton University.

 

2007 Opensense All Right Reserved