OPENSENSE

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Dr.バリー・カーズィン / Dr. Barry Kerzin M.D.

福岡 「入菩薩行論」研修会②
“THE WAY OF THE BODHISATTVA”, Course 2

チベット仏教僧バリー・カーズィン博士来日研修会

「入菩薩行論」
  -THE WAY OF THE BODHISATTVA-

チベット仏教は苦しみを離れ、幸せに生きるための実践法です。
そしてその実践をおこなうための、重要な道しるべ、手がかりとして入菩薩行論のテキストがあります。


虚空があり続ける限り
有情があり続ける限り
私があり続け
衆生の苦しみを滅ぼせますように―

シャーンティデーヴァ

“FOR AS LONG AS SPACE ENDURES,
AND FOR AS LONG AS LIVING BEINGS REMAIN,
UNTIL THEN MAY I TOO ABIDE TO DISPEL THE MISERY OF THE WORLD.”
Shantideva


テキスト詳細は、こちら

チベットの精神的リーダー ダライ・ラマ14世は、チベットから亡命する際に何も持てるものがない状態で、唯一このシャーンティデーヴァの『入菩薩行論』のテキストを手にしました。
「私の常なる願いは、この宇宙が存在する限り、有情の苦しみがある限り、輪廻の世界に留まることだ。力の限りその者たちを助けるために。」
現在もダライ・ラマ法王は、このテキストに出てくる言葉をいつも口にしています。

The Tibetan spiritual leader, Dalai Lama took only this textbook, “Shantideva” with him when he defected from the country. “I’m always wishing to be in this world of reincarnation, as long as space endures and living beings remain, to save people with my best. ”

苦しみのあるところに生まれ、それらを助けることを切に願い行動する菩薩としての生き方。
アメリカ人医師で現在チベット仏教僧でもあるバリー博士から、このシャーンティデーヴァのテキストを通して、菩提心から智慧への道を学んでゆきます。
通訳がつきます
Bodhisattva is born where people suffer, and save them with the best. You can learn that way of living through “Shantideva” with Dr.Barry who is American Doctor and Tibetan monk.



参加者の方の感想
・バリー博士のお話を伺っていると心がオープンになって行くのか、最後の質問の時間には、あたたかい気持ちがあふれて来て、涙が出そうになりました。“全ての人の中に、純粋さ、優しさを見る”。これを実践して行けばあたたかい世界が体現出来るのではないかと思った。バリー博士の穏やかでにこやかなお話をこれから体験しに伺います!!。
・今を生きることの大切さに気付きました。またCOMPASSIONがとてもACTIVEな物だという事がわかりました。
・瞑想の大切さを実感しました。本当の教えは人ではなく、否定的な感情という言葉に深く納得しました。


Comments
・The lecture of Dr. Barry opened my heart, and at the end I almost cried filled with generous feeling from inside. “See the purity and kindness in all the people around you” By practicing this, it would be possible to realize the generous world. I will come back to listen Dr.barry’s gentle and smiling talk again.
・I learned how important it is to live this moment. Also I found that compassion is very active.
・I felt the importance of meditation. It made sense for me that the true teaching is not the person, but negative feelings.


<研修費に関して>
チベット仏教の伝統で大切にされていることに、「心の教え(ダルマ)を伝える時に報酬をいただかない。」というものがあります。オープンセンスで主催する研修会でも、このチベットの伝統に従い、医師であり仏教僧侶でもあるバリー博士自身は、一切講演料などを受け取っていません。参加費はすべてバリー博士の渡航費用および、日本での滞在経費、または寄附などに充てさせて頂いております。少人数でじっくり学ぶタイプの研修が多いため、現在の研修費を設定させて頂いております。その点をご了承のうえご参加いただけたら幸いです。
About Fee
In Tibetan Buddhism, monks do not receive any reword when they teach Dalma. All the fee of Dr.barry’s workshops in Opensense will be used to support his stay in Japan. Thank you for your understanding.
.
http://www.opensense.jp/education/workshop/list_all_current.php
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日時 2010年07月24日(土)
10:00~12:00
参加費
3500円
各日3,500円(事前振込み)/4,000円(当日払い)

3,500JPY / each day (transfer in advance)
4,000JPY / ea
場所 会場:福岡大学セミナーハウス  (地図)

福岡市中央区六本松4-20
tel 092-751-8141

--- 内容詳細 ---

バリー・カーズィン博士プロフィール
チベット仏教の僧侶、教師、また医師として活動中。カリフォルニア州立大学パークレイ校にて哲学の学士取得後、南カリフォルニア大学にて医学を学び、ワシントン大学の医学部助教授となる。インドのブッダガヤにて、ダライ・ラマ法王から比丘(ビクシュ、僧侶)の戒を受ける。  幼少期、命を脅かす病気にかかったことがきっかけで医師になり、さらに親や妻という身近な人の死を続けて体験したことから、仏教の道に入る。
 北インド、チベット亡命政府のあるダラムサラという地に18年間暮らし、高血圧の治療に効果のあるチベット伝統医学の研究、教育方法の実践を行う。またその間、2ヵ月から3年に渡る瞑想の修行を行う。ダライ・ラマ14世の推薦もあり、仏教の修行を続けながら人々の治療にあたる。アメリカ家庭医学理事長を過去に5度再任、また、またアメリカ家庭医学会の研究者でもある。  アメリカ、インドにて仏教についての講話をしたり、大乗仏教の中観派哲学について著書も記している。
 19年間勉学と瞑想修行に励んだ後、ダライラマ14世の元で比丘に認定され、三人の有名なチベットの高僧たちの死後まで治療に当たる。三人の僧たちは死の床に就く数週間、「燈明な光の中」にあるというチベット仏教では最も高次の精神状態にあり、死んでからなおも死体は腐ることなく体温が温かい状態で維持されていた。
 ここ数年は、ウィスコンシン大学医学部のリチャード・デイビッドソン、アントイン・ルッツ、またプリンストン大学のジョナサン・コーヘン、ブレント・フィールドと共に、神経科学の研究にあたっている。


Dr. Barry Kerzin Barry Kerzin is a Tibetan Buddhist monk, practitioner, teacher, and medical doctor. BARRY completed his B.A. at the University of California at Berkeley majoring in philosophy. He received his medical training at the University of Southern California. Later, Barry became an Assistant Professor of Medicine at the University of Washington. He was ordained as a Bikkshu by His Holiness the Dalai Lama in Bodh Gaya. Illness and death were powerful influences early in his life. His own childhood life-threatening illness led him to become a doctor. The death of his mother and his wife early in life led him to become a monk. Dharamsala has been home for the last 20 years. Initially, he taught research methodology and conducted research into the efficacy of Tibetan medicine for treating high blood pressure. For the last several years he has been privileged to participate in neuroscience meditation research with Richard Davidson and Antoine Lutz at the University of Wisconsin in Madison, and with Jonathan Cohen and Brent Field at Princeton University.

『入菩薩行論』 ―現代に生きるチベット仏教の心髄
怠け者僧侶“ブスク”が今に伝える、ゆるぎない幸せとは・・・

7世紀、インド。
世界最古のナーランダー大学に、シャーンティデーヴァというひとりの僧侶がいました。
彼のニックネームは“ブスク”。
“ブスク”とは、ただ食って、寝て、歩いているだけの怠け者のこと・・・。

彼が生活し、学んでいたナーランダー大学では、
定期的に勉強会が開かれていました。
それは、僧侶たちが交代で自分が学んできた師の教えを講じるという、
学び合いの時間です。

ところが、怠け者のブスクはその名の通り、ただ食って、寝て、歩いているばかり。
そんな彼を苦々しく思い、大学から追い出したいと思っていた僧侶たちは、
勉強会で彼に恥をかかせ、あわよくば追放しようと迫ります。
ところが、ブスクは・・・
「では、誰も説いたことのない、まったく新しい教えを講じましょう」

このときシャーンティデーヴァが説いた教えの素晴らしさに、
僧侶たちはいたく感動し、
“ブスク”と呼んだことや、自分たちの行為を詫びました。

シャーンティデーヴァの説いた教えは、後に『入菩薩行論』と呼ばれるようになり、広く語り継がれ、
今もなお、チベット仏教の心髄として存在しています。


7世紀のシャーンティデーヴァを21世紀に
古代の智恵を、現代の生活に生かす

シャンティデーヴァという7世紀の聖人・学者・修行者によって書かれた古典的な7世紀の大乗仏教のテキストを、日本で学び始めてこの夏で4年目に入ります。
この『入菩薩行論』というテキストは、1000年以上前に書かれたにもかかわらず、
現代の私たちの生活に密接に関連しています。

東京で連続してきたワークショップでは、2010年6月に第六章「忍耐」を完了しました。

7月からは第七章「精進~あきらめないこと」または「喜びにあふれた熱意」を始めたところです。

人間のもつ攻撃的な感情という範囲において、より詳細に、
まず私たちの中にどのように「怒り」という感情が生みだされるのかを探求しました。
同様に攻撃的な感情として、「嫉妬心」、「傲慢さ」、「過剰な競争心」なども探求の対象としました。

また、私たちの習慣としてもっている傾向として、
「人を判断する」、「人の価値を下げる」、そして「自分を他人と比較する」というものも、攻撃的な感情に非常に近いものです。

まず一方で、このような習慣的に反応する感情にただ気づくことによって、
私たちはこうした否定的な感情を表現することを制御できるようになり、

また、もう一方で忍耐や辛抱強さを実践することによってもその感情を表現しないようになるのです。

参加者の方たちからも、怒り、嫉妬心、傲慢さ、他人を判断する態度、自分を他人と比較することについて、日々の体験の例がグループに出されました。

そうした私たちの破壊的な感情に関する日常的な例を、シャーンティデーヴァのテキストに照らし合わせて分析していきました。
これほど古典的なテキストに書かれた智恵を、今の日常生活に関連させて自分の否定的な感情の体験を見るために使うということが、参加者の方たちも、とても実り多く役に立つと思ったということです。

こうしてスピリチュアルな戦士の大きな勇気とともに、自分の否定的で破壊的な感情と戦う熱意のあふれ、私たちはセッションを終えました。

すべての存在が悟りの境地を達成するまで、このマインドの訓練を続けていくでしょう。自分の人生を振り返り、ほんの少しでもポジティブな変化を見てとることで、私たちは、自分の否定的で破壊的な感情を変容させることが実際に可能なのだ、という自信を得ることができました。

もちろん、マインドの訓練は、アスリートの身体の訓練と同様、多くの継続的な努力を必要とします。
その結果も一晩では起こりません。

しかし、もし私たちが根気よくこのポジティブなマインドの訓練を続ければ、私たちの人生にポジティブな変化が起こり、より大きな内なる平和と幸せをもたらすことは確実なのです。


Ven. Dr. バリー・カーズィン


BRINGING THE 7TH CENTURY SHANTIDEVA INTO THE 21ST CENTURY:
ANCIENT WISDOM RELEVANT TO MODERN TIMES

We are now in our 4th year in our continuing series of workshops
giving commentary on the classic 7th century Mahayana Buddhist text by the saint/scholar/practitioner {Shantideva}.
This text, "A guide to the Bodhisattva's way of life," although written more than a millenium ago
is relevant to our modern lives. In the last few days of our workshops we have concluded the 6th chapter on {patience}.
We are now beginning the 7th chapter on {perseverance} or also called {joyous enthusiasm}.

In some detail, we explored the domains of aggressive human emotions.
In some detail, we explored how {anger} is generated within us.
complimentary aggressive emotions such as {jealousy}, {arrogance} and {extreme competitiveness} were also explored.We found our habitual tendency to {judge others} and put them down and {compare ourselves with others} are closely related to aggressive emotions. By just being aware of these habitual reactive emotions we gain some control over expressing these negative emotions or on the other hand practicing patience and tolerance and thus refraining from expressing these negative emotions.

Examples from our everyday life of anger, jealousy, arrogance, judgmental attitudes towards others, and comparing ourselves with others were presented to the group by individual participants.
We then analyzed these examples from everyday life of our personal afflictive emotions in light of Shantideva's text.
Participants found that relating the wisdom from this classic text to the experiences of our negative emotions
in our daily lives to be very fruitful and helpful.

With great courage of a spiritual warrior, all of us left the sessions enthused to do battle with our negative afflictive emotions. We will continue this mental training until we all achieve enlightenment.

By reflecting on our lives and seeing even some very little positive change,
we gained confidence that overturning our negative afflictive emotions is indeed possible.
Of course, mental training like physical training of an athlete requires much sustained effort.
Results don't happen overnight. But if we are diligent and continue this positive mental training,
it is definite that positive changes will come in our lives bringing much more inner peace and happiness.


■『入菩薩行論』/シャーンティデーヴァ(690-750頃)著
 チベットの精神的リーダー、ダライ・ラマ法王が薦める仏教の入門書。今から1300年ほど前に記されたもので、菩薩行とは何か、菩提心をはぐくむ方法、菩薩としての具体的な実践方法を説いています。キリスト教でいうところの「聖書」のような古典。人を助けるために、まずは仏陀の境地に到達するという願望を私たちの中でいかに育むかについて実践的なアドバイスを提供しており、現代に生きる私たちが、いかに目覚めたマインドを高め(育み)はじめる必要があるかについて明確に書かれた指南書となっています。
 ダライ・ラマ14世は、中国共産党のチベットへの侵攻が激化した1949年、身の危険を案じてインドへ亡命しました。その際、唯一手にしたのがこの本だったといいます。現在も、彼が話す言葉の中に、この『入菩薩行論』にある言葉が何度も登場しています。



http://www.opensense.jp/education/workshop/list_all_current.php
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Dr.バリー専用HPができました。内容を少しずつ充実させてゆきます。お楽しみに ☛http://barry.opensense.info/ 


 

 

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