Article David of OPENSENSE オープンセンス

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今、孤独に感じ、恐怖や心配や不安のまっただなかで
沈み込んでいる人、すべてを失ったと感じている人に
伝えたい、届けたい一冊

★この本が出版されたのは2004年11月。

その直前の10月23日、日本では新潟県中越地震が起きました。
著者の前書きとして、印刷直前に急きょ書き下ろしたダビードの文章があります。

いま読み返してみると3月11日を体験した、いまの私たちにとって深く胸に響く言葉だとあらためて感じました。

1969年のクーデターで生まれたリビアのカダフィ政権が、42年の幕を閉じたことは、ニュース等でご存知かと思います。

その首都、リビアのトリポリにいま2004ー2008年にかけて来日し、ドリーム・ワークを行なった心理学博士・ユング派分析家のダビード・ジェルビ氏がいることがわかりました。
ご覧の方の中には、直接ダビードのことを知る方もおられることと思います。

44年の難民生活の末、故郷であるリビアのシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)に戻ったユダヤ人として、TVほか、朝日新聞記者のインタビューを受けたことでその存在がいま日本で、そして全世界で注目を浴びております。

掲載された紙面 LinkIcon2011_1018_asahi.pdf

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平和のつくりかた

ISBN:
4-9901492-3-8
発売日:
2004/12/17
商品寸法
18.6 x 13 x 2.2 cm
価格
1,400円

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著者:ダビード・ジェルビ

david_mini.png心理学博士、・ユング派心理分析家。リビアのトリポリ生まれ。12歳でユダヤ人迫害のため難民となり、イタリアに亡命。その後、家族の生活を支えるも、自身がうつとなり、その自分と向き合うためにユング心理学と出会う。現在、心理療法、ユング派心理学の専門家として、ローマでクリニックを開き、さらに20年以上ヨーロッパ各国、イスラエルなどでワークショップ、そして講演も行い、著述家として寄稿多数。イタリアの心理分析学会AIPA、国際分析心理学学会会員、イスラエルのユング研究所の名誉会員。カリフォルニアのエサレン研究所にも8年ほど前から何度も滞在し、そこではとくにクリスティン・プライスの「ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス」を学ぶ。イタリアのローマ在住。(2011年10月リビアに滞在)
著書『平和のつくりかた』(日本語訳、オープンセンス刊)

今、孤独に感じ、あるいは恐怖や心配や不安のまっただなかで沈み込んでいる人・・・
あるいはすべてを失ったと感じている人に伝えたい。

ダビードは12歳の時に難民となり、その後ビジネスマンとして、心理学博士・ユング派分析家として成功し、平和活動も精力的に行なってきました。ダビードのパワフルな情熱や、インスピレーションの源は夜見る夢にあり、毎朝1時間は夢と向き合う時間をもっている、といつも話していました。

彼自身のそれまでの困難な人生と、夜にみる夢を現実に生かすようになるまでの長い道のりは、『平和のつくりかたー夢を実現させたユダヤ人の真実の物語』
ダビード・ジェルビ著/丸山智恵子 訳(1400円+税)としてオープンセンス。から7年前に日本語版を出版しています。

この本が出版されたのは2004年11月。
その直前の10月23日、日本では新潟県中越地震が起きました。
著者の前書きとして、印刷直前に急きょ書き下ろしたダビードの文章があります。いま読み返してみると3月11日を体験した、いまの私たちにとって深く胸に響く言葉だとあらためて感じました。

以下に紹介させていただきますのでよろしければご覧ください。
合わせて、書籍におさめられている「ダライ・ラマ法王からの手紙」もご紹介します。

~『平和のつくりかた』ダビード・ジェルビ著より

はじめに

「これもまた、過ぎ去る。」

これは、ソロモン王が言った言葉で、智慧の本質だと言われています。私たちは、みな、一晩にして悲劇や不幸に直面し、すべてを失うことがあります。私が12歳で突然難民になったように、そして2004年10月23日に日本の新潟のみなさんに起こった地震のように、戦争や自然災害によって、突然すべてを失うということがあるのです。

今、孤独に感じ、あるいは恐怖や心配や不安のまっただなかで沈み込んでいる人、あるいはすべてを失ったと感じている人にこう伝えたい。「決して、あきらめないで!」と。
なぜなら、私は知っているからです。私たちが「もう一度やってみよう」と決めた瞬間、宇宙が私たちにサポートを始めることを。そして、奇跡は起こるのです。そう、私にも起こったように。

2004年11月
ダビード・ジェルビ

~『平和のつくりかた』ダビード・ジェルビ著(P.194より)

第14世 ダライ・ラマ法王からの手紙


 人間家族一人一人が、自由への平等で譲れない権利を持っています。
それは、政治的自由という意味ではなく、恐れと欲求からの自由という根本的な次元のことです。悲しいことに、今日では、世界の多くの地域において、さらなる自由と民主制を求める動きが報告されているにもかかわらず、難民の数は増え続けています。ほとんどすべての大陸に、人種や宗教、国籍、社会的属性、そして政治的見解のために、迫害を恐れて、毎日逃亡をしている個人や集団がいます。また、たんに食料や身を隠すところを求めて逃亡している人たちもいます。

 亡命者という身で人生の大半を過ごしてきた一人のチベット人として、私は、こうした人々が直面している困難を認識しています。難民という身では、つねに不安定さを感じていて、たとえ比較的自由に過ごせるとしても、自分自身の土地で暮らしているわけではないのです。難民の人々が直面している基本的な自由の喪失というのは、炭坑の犠牲になった人が突然手足を失ったのと同じくらいの、トラウマとなりえるのです。私たちの大半が当然のように思っているそのような権利や能力の喪失を乗り越えて生きていくことは大変困難なことです。

 本書ではダビード・ジェルビは、いかにして、リビアにおける彼とユダヤ人コミュニティ全体が、30年以上も前に難民になったかを描いています。
しかしながら、彼らの哀れな状態への同情をただ持ち続けることよりも、むしろ、ダビードの目的は、リビアのアラブの同胞たちへのサポートと、彼らと平和的な共生を再開することです。私が、いつか私の故郷、そして私の祖先の故郷へ帰ることを心待ちにしているように、ダビード・ジェルビがリビアにおける自分のコミュニティのために平和を構築しようというプロジェクトが、成功という恵みを与えられますよう、祈っています。


2002年11月13日
第14世ダライ・ラマ

 

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