チベット仏教からの幸せの処方箋
Dr.バリー・カーズィン ヒューマンバリュー講義シリーズ
第14世 ダライ・ラマ法王による序文より
「(前略)私たちはどうしたら、永続的な幸せをもたらすことができるのでしょうか。その方法を発見しようとすることは価値のあることです。Dr.カーズィンは、本書においてその問いかけに取り組むことに努めています。(中略)
私は読者のみなさんが、意味ある人生を送る助けとなるきっかけを本書で見つけるだろうと信じています。」 ダライ・ラマ14世
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目次
■序 私とチベット仏教との出会い
■第一部 心の本質
第一章 癒して癒される慈悲の心
第二章 心の本質にふれる
■第二部 患者への敬意と尊厳を育てる 医療現場における慈悲の実践
■第三部 瞑想の実践 心と脳の可能性を拡げる
第一章 瞑想を通して育む心
第二章 脳科学者による瞑想と慈悲の研究
■第四部 質疑応答
著者:Dr.バリー・カーズィン
チベット仏教の僧侶、教師、また医師として活動中。カリフォルニア大学(UC)バークレイ校にて哲学の学士取得後、南カリフォルニア大学(USC)にて医学を学び、ワシントン大学(UW)の医学部准教授となる。アメリカ家庭医学会にも所属。インドのブッダガヤにて、ダライ・ラマ14世から比丘(ビクシュ、僧侶)の戒を受ける。
プロフィール詳細
幼少期、命を脅かす脳の病気にかかったことがきっかけで医師になり、さらに20歳代30歳代に立て続けに親や妻という身近な人の死を続けて体験したことから、仏教の道に入る。
20年前に高血圧の治療に効果のあるチベット伝統医学と西洋医学の研究・教育方法の実践をきっかけに、北インド、チベット亡命政府のあるダラムサラという地に移り住む。その間、2ヵ月から3年にわたる瞑想修行を行う。ダライ・ラマ14世の推薦もあり、仏教の修行を続けながら人々の慈善治療にあたる。長年勉学と瞑想修行に励んだ後に比丘に認定されたあと、三人の有名なチベットの高僧たちの死後まで治療に当たる。三人の僧たちは死の床に就く数週間、「燈明な光の中」にあるというチベット仏教では最も高次の精神状態にあり、心肺停止後もなおも死体は腐ることなく体温が温かい状態で維持されていた。それは西洋医学とチベット仏教の視点での死の違いを表している。
近年はアメリカ、スペイン、ロシア、モンゴル、インド、日本などで教える。とりわけ日本では、僧侶と医師・科学者両方の視点から、「心の科学」としての仏教、および「生と死」についての講話、さらに瞑想リトリートを行う。またとくに「死に逝く人にどう寄り添うか」などをテーマとした医療・介護関係者向けの研修も、各地の病院・大学とともに行なっている。
世界のトップ科学者とダライ・ラマ法王を中心とする仏教者の対話を促進するマインド・アンド・ライフ・インスティチュートのメンバーでもある。また近年はウィスコンシン大学のDr.リチャード・デイビッドソン博士、Dr.アントイン・ルッツ博士、またプリンストン大学のDr.ジョナサン・コーエン博士、 Dr.ブレント・フィールド博士と共に、瞑想や感情と脳科学の研究にもあたっている。
大乗仏教の中観哲学について著書(英語)も完成、日本でも講義シリーズの書籍(日本語)が2010年刊行予定。











